種類 |
物質名 |
疑われる毒性 |
主な使用食品 |
甘味料 |
アスパルテーム |
動物実験で脳腫瘍、骨格異常、染色体異常発生。
白血球減少、カルシウム排泄量の増加。 |
清涼飲料水、アイスクリーム、シャーベット、ゼリー、ガム、ヨーグルトなど。 |
サッカリン
サッカリンNa |
動物実験で、子宮・膀胱がん発生。染色体異常、下痢、嘔吐、麻痺。低純度のものほど危険。 |
清涼飲料水、アイスクリーム、ガム、菓子類、ジャム、魚肉練り製品、佃煮、煮豆、漬物など。 |
ステビア |
妊娠障害の不安あり。低純度のものは発がん性の疑い。 |
清涼飲料水、漬物、魚肉練り製品、ダイエット食品など。 |
着色料 |
赤色2号
赤色3号
赤色40号
赤色102号
赤色104号
赤色105号
赤色106号 |
発がん性、染色体異常、変異原性、赤血球数減少、アレルギー性など。 |
清涼飲料水、菓子類、アイスクリーム、魚肉練り製品、ソーセージ、ハムでんぶ、漬物、桜エビ、佃煮など。 |
青色1号
青色2号 |
発がん性、染色体異常。 |
清涼飲料水、菓子類、あん類、アイスクリームなど。 |
黄色4号
黄色5号 |
発がん性、染色体異常、アレルギー性。 |
清涼飲料水、菓子類、漬物、練りウニ、佃煮、アイスクリームなど。 |
緑色3号 |
発がん性、染色体異常。 |
清涼飲料水、菓子類など。 |
アナトー色素 |
遺伝毒性。 |
チーズ、バター、アイスクリーム、ソーセージなど。 |
コチニール色素 |
遺伝毒性。 |
ジャム、トマト加工品、キャンディ、ゼリー、アイスクリーム、ハム、ベーコン、魚肉練り製品など。 |
銅クロロフィリンナトリウム |
ブタで強い急性毒性。 |
コンブ、野菜、果実、チューインガム、ミツ豆缶詰など。 |
香料 |
酢酸エチル |
眼・皮膚・気道を刺激、中枢神経系に影響、皮膚の脱脂。反復あるいは長期皮膚接触で皮膚炎。 |
葡萄酒、日本酒など。 |
サリチル酸メチル |
胃、肝臓、精巣などに影響。 |
清涼飲料水、菓子、アイスクリームなど。 |
イソチオシアン酸アリル |
発がん性、発育阻止、皮膚刺激、水泡、遺伝子損傷性。 |
ソース、マスタード、練りわさび、練りからし、粉わさび、わさび漬、からし味噌、からし製品、スナック、菓子類。 |
オイゲノール |
過剰摂取で血尿、痙攣、下痢、嘔吐、意識喪失、めまい、動悸。 |
果汁飲料、パン、飴、チューインガムなど。 |
保存料 |
安息香酸ナトリウム |
動物実験で、尿失禁、痙攣、運動失調、てんかん様痙攣。遺伝毒性。 |
清涼飲料水、醤油、シロップ、マーガリン、キャビア。 |
ソルビン酸
ソルビン酸カリウム |
亜硝酸ナトリウム(発色剤)と反応し、発がん性物質に変化。
肝臓肥大、成長抑制、肝・腎・精巣の重量減少。 |
魚肉練り製品、ハム、ソーセージ、ベーコン、漬物、味噌、ヨーグルト、ジャム、ケチャップ、麺類、あん類など。 |
パラオキシ安息香酸 |
動物実験で、肺炎、肝硬変の発生、染色体異常、強い急性毒性。
亜硝酸ナトリウム(発色剤)と紫外線下で反応して、突然変異誘発作用のある物質を生成。 |
清涼飲料水、醤油、果実ソース、酢、シロップ、果実・果菜の表皮。 |
亜硫酸ナトリウム
ピロ亜硫酸ナトリウム(亜硫酸塩) |
胃腸の刺激、下痢、遺伝毒性、発がん性など。 |
かんぴょう、こんにゃく粉、ゼラチン、果実酒、水飴、天然果汁、冷凍エビやイカのむき身など。 |
デヒドロ酢酸ナトリウム |
催奇形性、染色体異常の疑い。 |
チーズ、バター、マーガリン。 |
増粘安定剤・糊料 |
カラギナン |
発がん促進物質、発がん性の疑い。 |
アイスクリーム、ゼリー、ジュース、ソース、スープ、ドレッシング、ハム、ソーセージ、魚肉練り製品など。 |
アルギン酸ナトリウム |
動物実験で赤血球の沈降促進、脳・心臓・肝臓・腎臓に障害。 |
アイスクリーム、あん類、冷凍食品など。 |
ポリアクリル酸ナトリウム |
動物実験で体重の増加抑制、軟便、皮膚粘膜に刺激。 |
パン、ケーキ、麺、インスタントラーメン、スパゲティ、魚肉練り製品、佃煮、缶詰、味噌、醤油、ジュース、アイスクリームなど。 |
酸化防止剤 |
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン) |
遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常、遺伝毒性。
血清コレステロールの上昇。ホルモン併用で発がん性の疑い。ラットでは脱毛、また新生児に無眼症が現れた。 |
食用油脂、バター、魚介乾燥製品・塩漬・冷凍品、ガム、乾燥裏ごしいも(ポテトチップスの原料)。 |
BHA(ブチルヒドロキシアニソール) |
変異原性、染色体異常。動物実験で歩行失調、消化器出血、潰瘍形成、発がん、肝臓うっ血。
※パーム油に添加されている可能性が高い(表示には表れない) |
パーム油、植物油脂、バター、マーガリン。 |
EDTA-CaNa(カルシウムナトリウム)
EDTA-Na(ナトリウム) |
遺伝毒性、催奇形性、カルシウム不足症、血圧降下、胃腸障害。 |
缶詰・瓶詰食品など。 |
ピロ亜硫酸カリウム
ピロ亜硫酸ナトリウム |
下痢、循環器障害。 |
果実酒(ワイン)など。 |
ビタミンC(VC) |
過剰摂取で嘔吐、下痢、顔面紅潮、頭痛、不眠。幼児では皮膚発疹。 |
果実ジュース、缶詰、ジャム、油脂、乳製品、ハム、ソーセージ、菓子など
缶飲料は要注意(水や金属と反応する事で発生する過酸化水素が危険。過酸化水素は発がん性。)
※http://www.g-live.jp/shokuanzen/shokuanzen16.html |
没食子酸プロピル |
染色体異常、変異原性。
動物実験で成長阻害、腎臓障害。 |
食用油、バター、マーガリン。 |
発色剤 |
亜硝酸ナトリウム |
嘔吐、下痢、チアノーゼ、血圧降下、血球崩壊、中枢神経麻痺、遺伝毒性、催奇形性、発がん性、アレルギー性。
肉や魚に含まれるアミノ酸と反応し、強い発がん物質
ニトロソアミンを作る。ソルビン酸、パラオキシ安息香酸、酸化防止剤のBHT、OPPなどと反応し、発がん疑惑物質を作る。 |
ハム、ソーセージ、ベーコン、魚卵など。 |
硝酸カリウム
硝酸ナトリウム |
硫酸第一鉄 |
動物実験で肝臓の出血性壊死、チアノーゼ。 |
粉ミルク、ナスの漬物、ビスケットなど。 |
漂白剤 |
過酸化水素 |
粘膜のただれ、遺伝子損傷性、染色体異常。
マウスで発がん、一過性食中毒症状。ラットで強い急性毒性。 |
魚肉練り製品(かまぼこ、ちくわ、はんぺん)、ゆで麺、かずのこ、イカ薫製
※1980年食品完成前に過酸化水素の分解除去する使用基準が設けられ、事実上かずのこを除き使用されなくなった。
※食品完成前に除去を前提に表示義務は無い |
次亜塩素酸ナトリウム |
遺伝子損傷性、発がん性の疑い。 |
果実、野菜、飲料水の殺菌。食品に残留してるとなると危険。
※食品添加物としては使われない事が多いが、台湾や韓国では食品添加物をして使われているので、輸入野菜に注意が必要。 |
次亜硫酸ナトリウム(ハイドロサルファイト) |
胃腸の刺激。
ラット実験で多発性神経炎、骨髄萎縮、変異原性、アレルギー性。 |
かんぴょう、こんにゃく、乾燥果実、果実酒など。
※本品は、ごま、豆類および野菜に使用してはならない。極めて毒性が強いので、食品毎に残存量が厳しく定められている。 |
亜塩素酸ナトリウム |
呼吸器粘膜、眼を刺激する。変異原性の不安あり。※最終食品前の完全除去を前提に、表示はされない |
果物、野菜、飲料水。 |
防カビ剤 |
イマザリル |
発がん、催奇形性、肝臓・腎臓障害。 |
輸入果実(グレープフルーツ、オレンジ、レモン)。 |
OPP(オルトフェニルフェノール) |
遺伝子損傷性、変異原性。動物実験で、発がん性、成長抑制、腎臓異常。 |
輸入果物(グレープフルーツ、オレンジ、レモン)。 |
TBZ(チアベンダゾール) |
動物実験で、ヘモグロビン量低下、嘔吐、めまい、肝臓毒、成長抑制、遺伝毒性。 |
輸入果物(グレープフルーツ、オレンジ、レモン、バナナ)。 |
DP(ジフェニル) |
動物実験で、肝臓障害、ヘモグロビン量低下、腎臓・尿細管に異常、体重抑制、寿命の短縮。 |
輸入果物(グレープフルーツ、オレンジ、レモン)。 |
調味料 |
フマル酸ナトリウム |
ウサギで甲状腺肥大、充血。精巣への影響など。変異原性。 |
合成清酒、漬け物、清涼飲料水、洋酒、冷菓、濃縮ジュース、ゼリー、果実缶詰。 |
酸味料 |
アジビン酸 |
変異原性。 |
チーズ、ゼリーなど。 |
改良剤 |
臭素酸カリウム |
中枢神経麻痺、血球破壊、膵臓肥大、尿細管閉塞、遺伝子損傷性、染色体異常。 |
パン。 |
プロピレングリコール(PG) |
アレルギー性の疑い、染色体異常の恐れ。赤血球の減少、肝臓、腎臓に障害の恐れ。 |
ゆで麺、飴、パン、ジャム、たらこ、チーズ、餃子・シュウマイ・ワンタンの皮。 |
ポリリン酸カリウム
ポリリン酸ナトリウム |
腎石、腎臓の負荷増大、軽度の貧血、石灰沈着など。 |
ハム、ソーセージ、インスタント麺など。 |
膨張剤 |
塩化アンモニウム |
気道・肝臓・肺・脾臓・副腎髄質に障害。染色体異常。 |
パン、ビスケット、せんべいなど。 |
乳化剤 |
プロピレングリコール脂肪酸エステル |
アレルギー性の疑い、染色体異常の恐れ。赤血球の減少、肝臓、腎臓に障害の恐れ。 |
スポンジケーキ、ケーキミックス、マーガリン、ショートニング。 |